ランチサンウエストはレイニング競技専門のクラブです。なので、まずはレイニングのことを紹介しようと思います。
レイニングは、ウエスタン馬術の花形競技で、日本のウエスタン乗馬界でも一番人気のある種目です。発祥はアメリカで、元はカウボーイ達が馬に乗って牛を追っていた動きを競技化したものが、現在のレイニングに発展しました。 日本での競技人口はまだまだ少ないものの、年に3回ある全国大会には、北は北海道、南は九州からと、 全国から参加者が愛馬と共に集まります。レイニングには10通りのパターンがあり、競技では指定されたパターンを演技します。
レイニングの代表的な動き
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スライディングストップ スピードに乗った状態でストップすると、このように地面を滑ることができます。 |
スピン 写真では分かりづらい動きですが、初めて見る人には「馬がくるくる回ってる!」と一番ビックリされる動きです。 スピンの良し悪しは、ほぼ血統であることが多いです。 |
サークル、 スピードコントロール 正確に大小のサークルを描き、スピードの調節も求められます。 |
この競技の特徴は審査対象が”馬”だということです。 馬が従順にライダーのに従っていることが重要視されます。 日頃、良いトレーニングをうけ、自ら進んでライダーの指示に従っている馬は、良い表情で、 とてもやわらかく美しい動きをします。 レイニングとは、ホースマンシップを大切にした、優れた馬術ならでこそできる競技であると思います。